脇汗が出るなら手からも?もしや手掌多汗症?

脇汗が出るのであれば、手の平からも手汗が出ていませんか?
だとすれば、それは手掌多汗症かもしれません。

 

手掌多汗症というのは多汗症の一つで、手の平に多量の汗をかく症状のことを言います。

 

脇汗はワキガと同様、ヒドイ臭いを放すけど、手掌多汗症は手の平ですから目立たず無臭に近いです。
手汗は身体の他の部位と比較すると、確かに軽視されがちな面があるでしょう。

 

ここでは、手汗の症状と原因、対策について説明しています。

 

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手掌多汗症は実に厄介な病気!

私たちの手は生きていく上で必要不可欠な部位ですよね?
手掌多汗症を持つ人にとって、生活に支障を来たすほどの非常につらい病気なのです。

 

例えば、サラリーマンは仕事柄、名刺交換と握手しなくてはいけない時があるでしょう。
ハンカチを用意して、一人終わる度に手をすばやく拭き終わって、次の人と対面する…。
そんな繰り返しで、ハンカチがグチョグチョになって使えなくなる始末。

 

同じ多汗症でも人によって発汗量が違ったりしますが、治療の目安として発汗レベルを次のように3つの分類されています。
症状の段階であなたはどのレベルでしょうか?

グレード1

手の平が湿っている状態。水滴ができるほどではないが、光を反射してみると汗がキラキラと光っている。
握手や異性との手つなぎがしたくてもできない。

グレード2

水滴ができていて濡れている状態だが、汗が流れるところまではいかない。

グレード3

水滴ができて汗がしたたり落ちるほど大量の汗が噴出するレベル。
字を書こうとしても紙を濡らして破れてしまうのでテストが受けられない、ノートが取れないなど社会生活に重大な支障を来たすことが多い。

 

手汗は一般に言汗かきというレベルではありません。
3レベルのような人は職種が制限されるなど、生きていく上で大きな障害となることもあります!
最悪なケースでは、人と会うことを恐れ、家に閉じこもった生活をしている人もいます。
そのことで、他の人に理解されないのが本当につらいものです。

 

「相手に不快感を与えたかも?」と必要以上に不安や心配を抱いたり、それが病状悪化へと繋がるケースもあるようです。

 

 

緊張しやすい人は手汗の量が多くなる?

手汗は精神的な緊張が原因とされるケースが多く、たとえちょっとした緊張でも手汗が流れます。
精神的な緊張は誰でも経験するのですが、必要以上に反応して発汗量が異常に多くなるのです。

 

ただ逆に、睡眠中とか緊張せずにリラックスしている間は手汗が流れません。

 

手の平が濡れていて、人との握手が怖い、手汗のことを人に知られるのが怖いとと感じたりします。
もし相手から握手を求められたら、緊張が高まって発汗量も異常に増えるという悪循環に陥ってしまいます。

 

ちょっとした緊張が原因で、手汗がかきますか?

 

 

手汗はどう対策すればいいのか?

手汗対策をするなら、まず手汗の原因を探りましょう。
原因に合った手汗の対策を行うことで自信を取り戻し、社会生活が普通にできるようになった人もいます。

 

一般にデオドラントスプレーやクリームがありますが、スプレーは汗によるベタベタ感を抑えられるので扱いやすいかもしれません。
手の平を常に清潔に保ちたい方は、銀イオン入りのスプレーがオススメです。
銀イオンは殺菌作用があるので、汗の臭いも抑えられます!

 

スプレーで手汗を抑えるのは一時的ですので、時と場合によって使用してみてください。

 

 

厚労省が力を入れている3つの治療法

以前、日経新聞に「手の汗で携帯故障も 多汗症を治したい」という記事がありました。
それによると、日本は20人に1人が多汗症に患い、簡単な治療だけでは治せない症状の重い患者が80万人もいるそうです!
有病率は米国人の2倍で、どうやら台湾など東アジアに多いようです。

 

厚労省では、次の3つの治療法に力を入れています。

イオントフォレーシス療法

これは手の平を水道水に浸し、10〜15ミリアンペアの直流電流を20分間流という治療法です。
保険適用OKで費用は月に約5000円。

 

塩化アルミニウム液で塗る。

これは塩化アルミニウム液を手の平に塗るだけで汗の出口を防ぐ方法です。
こちらは保険適用不可。

 

上記の方法が無理なら手術

手の平に汗を出す指令を伝達する交感神経を切断して発汗を抑える方法です。
これはすべての患者に対して適応可能なのですが、懸念されるのが「代償性発汗」という副作用があること。
代償性発汗とは患部以外の部位から発汗が増えることです。

 

 

多汗症は命にかかわる病気ではないのですが、悩みを抱え込まないで、一度医師に相談するといいでしょう。


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